保育園

家から遠い保育園。送り迎えが辛くなって体調を崩してしまう前にすべきこと

保育園への送り迎えはワーキングマザーにとって通勤時間より重要。

自宅から保育園はもちろんのこと、保育園から最寄り駅、会社への道のりが長いと毎日本当に辛いです。

苦労して入った保育園が家から遠かった我が家が「転園しない」という選択肢に至った経緯をご紹介します。

駅と真逆の方向の保育園

子供が今通っている保育園はとってもいい園ですが、遠いところだけが玉にキズ。
保育園と最寄り駅が駅から真逆の方向という、最悪パターンです。

まだ自転車圏内だからいいものの、これがバスや電車に乗るくらい遠かったらきっと登園できてませんでした。
一時期は転園も考えましたが今はなんとか通っています。

なぜ、あえて遠い保育園に通っているか?
これには訳があります。

駅近保育園は入りづらい

今、遠い保育園に通っていますが、実は通っている保育園よりももっともっと近くにもう一つ保育園があります。

目と鼻の先、徒歩1分もかからない場所です。

0歳での入園申し込みの時は最寄りの保育園で申請をしていました。
ですが、駅にもほど近い人気の保育園だったので落ちました。

0歳からの園だったので1歳からは途中入園しづらく、泣く泣く希望園を変更したのです。
他にも駅方面の保育園はいくつかありましたが、同じ理由で狭き門でした。

駅から近い保育園は募集人数が少ないうえに、希望する人が多いので倍率がかなり高くなります。

逆に、駅から遠い園ほど希望する人は少なくなります。
つまり入りやすくなるわけです。

今通っている保育園は、保育課で地域で1、2を争う倍率の低さでした。

とにかく保育園に入れたい!という我が家の希望で、倍率の低い遠い保育園に希望を出したのです。

駅から遠い園のメリット・デメリット

登園が大変になる駅から遠い保育園ですが、メリットもあります。

それは駅から遠いが故に、敷地面積が広かったり、公園が近かったり、のびのびとした雰囲気で子供が過ごせることです。

駅から近い保育園や駅ビルに入っている保育園では保育園近くの道の交通量も多く、散歩コースは駅前商店街だったりします。

始めは転園を考えていた私ですが、通ってみてこの環境の良さと登園の辛さを天秤にかけ、環境の良さを取り転園希望を出すのをやめました。

というか、せっかく入れた園で慣らし保育で必死すぎて、すぐには転園という言葉は思いつきませんでした。
入れただけでも本当にラッキー。

デメリットは、やはり遠いからこそのタイムロス。
朝の10分は大きいです。

その10分が積み重なって体調を崩します。ほんとに。
雨の日はその10分が15分、20分と倍かかります。

バスや電車を乗り継ぐ場合は、乗り継ぎの待ち時間が本当にイライラします。
登園時間の分、残業もできません。

毎日が苦痛になる前に

転園希望を出すのをやめた私ですが、やはり雨の日や、残業してしまった日は近くだったらなあと思うことは多々あります。

特に、最寄りの保育園は駅からの帰り道に前を通るのでついつい見てしまいます。
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/image-13.jpeg" name="わたし" type="l"]ここの園だったら5分前に家出ても全然間に合うのに…。[/voice]

これがもっともっと遠かったら、やっぱり転園希望を出していたと思います。

登園が片道30分以上になる場合は、近くの園への転園の手間よりも毎日の登園の楽さが勝つのではないでしょうか。

毎日朝と夕方の登園が苦痛になってしまうと、会社に行く以前に朝辛くなってしまいます。

転園希望を出したとしても他の待機児童が優先されてしまうかもしれません。
そもそも空きが出るかどうかもわかりません。

転園できたとしても、また1から慣らし保育をすることになります。

そうならないように、保育園の希望を出すときは入りやすさだけではなく、通いやすさも重視しましょう!

保育園に入ることも重要かもしれませんが、通えて仕事復帰できることが目的です。

保育園に入れてから退園してしまうと再度申し込みするときにはマイナス点になります。
このご時世、マイナス点を背負ってしまうと認可保育園への再入園は絶望的です。

それでも転園せず通う選択肢

転園をしない決意をした我が家では、送り迎えの時間をつくる工夫をしています。

タイムスケジュールを決めて、考えなくても手が動くよう、家事の導線を決めました。
それでも時間がなかったので、勤務時間も30分短くしました。

勤務時間を短くする選択肢は苦渋の決断でしたが、短くした後は「なんで早く短くしなかったんだろう」と言うくらい体力面でも気持ちの面でも楽になりました。

逆を言うと、勤務時間を短くできるなら遠い園もアリです。

そして、いっその事送り迎えは時間をかけて楽しんじゃえ!と考え方を変えました。
その一つが徒歩登園。
[kanren postid="226"]

時間がない、早く早くと思っていたときは、朝から子供を怒ってばかりでした。
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/image-6.jpeg" name="わたし" type="l"]なんで早くできないの?[/voice]
イライラしていると、子供がぐずることが多かったです。
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/image-11.jpeg" name="こども" type="r"]今日は保育園行きたくない…。[/voice]
今思うと送り迎えでイライラして、子供がぐずってイライラして、本当にイライラしっぱなしで娘には負担をかけてしまっていたなと反省しています。

でも登園を楽しい時間にすることで、娘も早く行きたい!と思ってくれるように。
朝自分から靴下を履いてくれたり、忘れ物をチェックしてくれるようになりました。

いかに保育園への送り迎えをスムーズにできるか。
これは仕事の効率に直結します。

毎日バタバタイライラしながら送り迎えをしているなら、1度タイムスケジュールや勤務時間を見直してみるといいかもしれません。

保育園に通う期間は長いようであっという間。
小学校にいったら一緒に登校することはなくなります。

送り迎えは今だけの特権なのかもしれません。
遠い保育園でも、今しかできない時間だと思えば送り迎えも大切な時間になるのではないでしょうか。
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