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23区でも!医療費無料でもかかる子供の入院費用の落とし穴

東京23区では子供の医療費は中学生まで無料です。
いつもの通院からもしもの時の入院まで無料になるありがたい制度です。
この制度があるだけで23区内へ引っ越してきたという人もいるくらい。

そんな医療費無料の制度ですが、入院については費用が発生することがあります。
無料だと思っていた入院が、ふたを開けてみたら数万円かかったという事も。
カードが使えない病院で、退院の時に慌ててATMへ走った、なんてことにならないように、入院する時に追加でかかる費用を見積もっておきましょう。

差額ベッド代

通常の大部屋であればかかることのない入院ベッド代。
しかし病状によっては感染症予防のため個室が必要だったり、お母さんの付き添いベッドが必要になったりします。
病院にもよりますが、個室だと1万円、大部屋でも数千円のベッド代が発生します。
病状によって入院期間が延びる場合は、部屋の移動や付き添いをやめる選択肢ができるのかをあらかじめ聞いておくといいです。

食事代

入院中の治療費は無料になりますが、食事代は別途かかります。
病院にもよりますが、1食500円~1000円かかり、1日食事代だけで2000円近くかかることも。
お母さんが付き添い入院する場合は2食分かかるので2、3日の入院でも1万円程になります。
付き添いの食事をお弁当にするなどで費用を抑えられますが、入院ストレスでお母さんまで倒れてしまうと大変です。
病院食を利用した方がお母さんの負担は減ります。

交通費

病院までのタクシー代は、入院する時だけでなく退院時も想定しましょう。
感染症が多い冬場は退院時もタクシーの方が安心です。
入院が長期化する場合は荷物や洗濯物などを持ち帰る往復分もかかります。

日用品の費用

スリッパや歯ブラシなどの身の回りのものを揃えるのにもお金がかかります。
特にパジャマは病状によっては頻繁に着替えることもあり、数が必要です。
パジャマとタオルなどは1日300円~レンタルすることもできます。
オムツも有料で準備してくれることもあるので、自分で準備した時の手間と費用を比べ賢く利用しましょう。

子供の入院となると、まずは経過がよくなるかどうかが一番の気がかり。
ですがそればかりで費用面の事を全く考えていなかった、というのは子供も困ります。
入院する時にしっかりと説明をしてもらい不安を解消しましょう。
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