年末年始にGW、お盆、シルバーウィーク、長期休暇の帰省は子連れだとリラックスとストレス、諸刃の剣です。
旅行の開放的な時間も、子連れとなると荷物も増え大変に。
特に義父母の家へ帰省となると、気も使い、子連れでさらに体力も使います。
嫁姑問題を悪化させないように、義母対策は入念に。
義母対策をタイプ別に見てみましょう!
タイプ別義母対策
今回は、溺愛義母タイプ、協力派義母タイプ、教育熱心義母タイプ、おおざっぱ義母タイプの4タイプに分けてみました。
タイプど真ん中の人もいれば、二つの要素を持った人もいます。
どのタイプもストレス要素は少なからずあります。
うまく関係性を築いて帰省ストレスを軽減できるといいですね。
なんでも買ってあげる!溺愛義母タイプ
一番多いのはこのタイプ。
久しぶりに会う孫にプレゼントやお菓子などなんでも買ってあげたくなる、溺愛義母タイプ。
やたらめったらモノを買い与えるのは困りものですが、実害はないこのタイプ。
直接的なストレスはないものの、孫と2人でお出かけするとおもちゃやお菓子だらけに。
モノを大切にしなくなったら困るし、何でも買ってもらえると思われると後が大変。
買うものをお父さんお母さんの方でセーブしてあげると、子供も祖父母を「お財布」として見ることなく、お互いいい関係でいられます。
買う量を制限する
子供にカバンを持たせ、そのカバンに入る量ではないと持って帰れないルールを作るなど、必要以上におもちゃを買わないルールを作りましょう。
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/05/image-1.jpeg" name="義母" type="l"]持って帰れないなら宅急便で送るわ。[/voice]
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/image-2.jpeg" name="わたし" type="r"]おばあちゃんの家に来たときにまた遊べるように置いておいてください。[/voice]
どうしても送ってくるようだったら受け取ってそのまま閉まっておくのも。
また、子供がものを大切に使わなくなってきたエピソードを伝えてもいいかもしれません。
いっそ欲しいものをおねだりしてみる
もういっそ、買ってもらえるときにどんどん買ってもらうのもいいかもしれません。
ベビーカー、子供用椅子や、子供乗せ自転車カバー、子供の食器あたりいいものを買ってもらうと助かります。
欲を言えば食洗機やルンバあたりも…。
ランドセルなどは祖父母が買う家庭も多いです。
援助してもらえることは甘えておくのも子供の特権です。
当時は私も大変だったわ。協力派義母タイプ
子供を追いかけまわし、大変な毎日を送っている嫁。
その姿を見て「あの頃は私も大変だったからわかるわ。少し気をゆるめていいわよ」と協力してくれるありがたい義母タイプ。
ですが一歩間違うと「私の頃はこうだった」と古い知識を横行してくるので要注意。
適度な距離感を保つことで最強の嫁姑タッグになります。
メンタル面の不安を相談できる
何かと古い知識が出てくる具体的な育児の仕方ではなく、メンタル面の不安などを相談してみましょう。
話を聞いてくれるだけでも心が楽になります。
育児本などで育児の知識は手に入りますが、気持ちの不安を共有できる人はなかなかいないです。
義母や実母がメンターとして心の支えになってくれる存在になると、とっても心強いです。
祖父母向けの育児本をプレゼントする
30、40年前と今では育児の仕方が違います。
今の常識をわかってもらうにも、祖父母向けの育児本をプレゼントするのがおすすめです。
無料でダウンロードできる母子手帳の祖父母版「祖父母手帳」もあります。
ちゃんとしつけはしてる?教育熱心義母タイプ
一番厄介なのがこのタイプ。
産前から何かと口を出してくる人も多いです。
しつけや教育方針を決められてしまったり、ささいなことでも指摘してくると帰省ストレスが溜まります。
できれば顔を合わせたくない…。
このタイプの義母に限って夫や義父は頼りにならないことも多く、仲介役がいなくて嫁姑の対立関係に陥ってしまうこともあります。
夫のときはどうだったのか聞く
小言を言われたときは聞き流すのが一番ですが、なかなか毎回はうまくいきません。
そんなときは、教えを請うイメージで自身の子育てについてどうだったか聞いてみるのもいいかもしれません。
今は小言を言えていても、自分の子育てのときは上手くいかなくて悩んだこともあったのではないでしょうか。
その気持ちを思い出せば、小言も少し減るかもしれません。
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/05/image.jpeg" name="義母" type="l"]いえ、私の子育ては完璧でしたよ![/voice]
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/image-22.jpeg" name="わたし" type="r"]ならばぜひぜひ帰省中の間、孫のしつけをお願いします![/voice]
「教えてもらう」姿勢で、おだてると意外と上手くいくこともあります。
距離をおく
どうしてもストレスが溜まって耐えられない、顔も見たくないというときは、夫と相談して帰省しないという選択肢もありです。
子供の体調不良など、何かと理由をつけて一回くらい帰省を見送っても何とかなります。
子供がある程度大きいのであれば、お父さんと2人で帰省してもらうのもいいかもしれません。
子供は風の子!おおざっぱ義母タイプ
ネチネチ小言を言ってきたりすることのないおおざっぱ義母タイプ。
基本的にはトラブルになりにくいタイプです。
ですが「食べたがってたから」とお菓子やチョコレートを制限なくあげてしまったりと、嫁が見ていないとちょっと不安が残ります。
子供にアレルギーがあったりすると心配ですね。
ハッキリと口に出して注意する
このタイプはハッキリと注意しても大丈夫なことが多いです。
食べ物のアレルギーがあれば、お菓子でもまず確認をこちらでしたいことを先回りして伝えましょう。
お菓子をあげすぎるときは、食べ過ぎてお腹を壊すなど伝えてもいいかもしれません。
出かけるときは3人(4人)で
義母と孫の2人で出かけるのが不安なときは両親も一緒についていきましょう。
子供は突然予想外のことをします。
やんちゃ盛りの子ならなおさら、帰省先の土地勘のない場所なら迷子になりかねません。
家族全員で出かけるなら、このタイプの義母は荷物を持ってもらったりしても大丈夫なこともあり、一緒に出かけやすいことが多いです。
帰省は割り切る
親孝行のひとつとして、孫の顔を見せるのは義母に限らず親戚誰しも喜びます。
毎日の同居ではなく、一年に一回の帰省であればある程度割り切って我慢するしかない部分もあります。
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/image-25.jpeg" name="わたし" type="l"]この帰省を乗り切ったらケーキバイキングに行こう。[/voice]
達成した自分にご褒美を準備したり、自己コントロールにつとめたり、自分なりのストレス発散方法を見つけておくといいですね。
今はストレスかもしれませんが、毎年の繰り返しになるといつか諦めの境地に達してストレスにならなくなるかもしれません。
(私は三年目でなりました)
いつかは自分も義母の立場になる
今は義母との関係をストレスに感じてしまうかもしれませんが、男の子ママはゆくゆく自分が義母となり、嫁との関係を築いていくことになります。
今の気持ちを忘れず、その時がやってきたら嫁には必要以上に口を出さないように心に留めておけばきっと未来の糧となる日がきます。
もしかしたら義母も、そのまた義母との関係をストレスに感じていたのかもしれません。
どうしても、立場が変わると言いたいことを言ってしまいます。
嫁姑の関係は、姑の意識次第で変わります。
反面教師と言ってはなんですが、義母の存在を自分なりの受け止め方で受け入れましょう。
最愛の夫を育てた人でもあります。
時代は違えど同じ子育てを経験した女性同士、どこかでは共感できるところもあるのではないでしょうか。