夫婦・家事

きんかん大量消費。煮詰めるだけの簡単甘露煮を作ってみたよ

突然ですが、先日きんかんをもらいました。
夫はモノに恵まれる天性の素質があるようで、職場で先輩や取引先の人からいろいろなものをもらってきます。
特に秋冬時期はいろいろもらってきます。
リンゴや柑橘系くだものや、お歳暮のビールなどなど。
特に季節のくだものは毎年毎年たくさんいただきます。
今年の冬は、きんかんをもらいました。

きんかんを頂いてしまいました

冬は毎週お土産ワクワクな私と娘。
夫がいてくれたら食べ物に困らない気がする。
ほんといつもありがとう(仕事もね)

で、今年の冬はきんかんを頂きました。
きんかん。

りんごじゃない。みかんじゃない。
どうやって食べればいいの?

という事で、スマホでクックパッド先生片手にきんかん甘露煮に挑戦することになりました。

きんかんってどんなん?

料理に挑戦する前にきんかんについておさらい。
きんかんとは、柑橘系のくだもの。
みかんより小さくてかたい。細長い。
食べるところが少なくて、主に果皮を食べます。中身はちょっと苦い。
咳やのどに効くとされ、のど飴なんかによく使われています。

実は私の実家の庭にきんかんの木があります。
毎年実をつけてくれますが、収穫して食べたりはしませんでした。
食べない理由としては、食べるところが少ない。すぐ苦くなるから。
持て余していた存在でした。

砂糖漬けに挑戦

せっかくの頂きもののきんかん。
クックパッド先生から知恵を借り、うまい活用法はないか検索検索…。
簡単にできる定番の甘露煮に挑戦してみました。

下準備

まずきれいに洗います。
そして半分に切る。

半分に切ると、白い中身が見えてきます。
コイツが苦い。

この部分をスプーンか手で取りだします。
手がきんかん汁でびっちゃびちゃになります。
子供でも手伝えますが、手がびっちゃびちゃになります。タオル必須。
黙々と細かい作業が続きます…。
その後さらに半分に切り、下準備終了。

やり切った。
心折れました。
きんかんの甘露煮はこの下準備が作業のメインと言っても過言ではない。
これが終わればもう終わったも同然です。
生でも食べれるのでこれからはつまみ食いし放題。

アク抜き

きんかんを鍋に移し、ひたひたの水を入れ火にかけます。
煮立たせ、いったん湯を捨てます。
アク抜き工程は省略してもOK。

砂糖で煮詰める

再び水をきんかんが浸るくらいの量鍋に入れます。
そしてきんかんの重さの1/2量の砂糖を鍋に投入。
今回きんかん180gだったので、60gの砂糖を使います。
そして火にかけ時々混ぜつつしばらく煮詰めます。

しばらく放置してる間に夕飯のおかずが2品ほど作れます。
煮詰まってきたら弱火に。

きんかん甘露煮完成

煮汁がなくなってきたら完成です。
きんかんシロップとして使いたかったので、今回は少し煮汁を残してみました。

こんな時のためにWECK。
そのまま食べてもおいしい。
これをオーブンで乾燥させればきんかんピールになります。
が、もうね、これだけでおいしい。

きんかん甘露煮、実食!

生のままだとかたくて酸味が強いきんかんですが、甘露煮にするとあまくまろやかな味わいに。
煮汁のシロップにもほんのりきんかんの風味が移ります。
リンゴやベリー系だとがっつり甘くなる砂糖との組み合わせですが、きんかんの酸味と苦みで甘すぎない味に。
甘いもの苦手な人でもいけますよコレは!

豚肉を煮たりと料理にも使えるきんかん甘露煮ですが、そこまで凝った料理をしない人におすすめなのが、ジャムやシロップとして使う方法。
ヨーグルトに入れたり、トーストに乗せたり。
時短料理しか作らない私にはこれで十分。
紅茶の砂糖代わりに入れれば、果肉も食べれるのどに優しいきんかんハーブティーになります。
焼酎で割ればきんかんサワーに。
この時期にのどをいたわれる飲み物ありがたい…。

ドライフルーツやジャムを作るたびに「…やっぱフルーツは生が一番おいしいわ」と思っていましたが、きんかんの甘露煮は確実に生よりおいしいし用途が広い。
持て余していたきんかんですが、今度実家に帰ったときは大量に収穫してこようと思います。
しばらくおいしいきんかんライフが過ごせそうです。
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