授乳期間中に親知らずを抜きました。
抗生物質や麻酔の制限があるなかでの抜歯は大変。
薬が飲めないママが頼れるお医者さんのありがたさを感じました。
妊娠・授乳期中の薬制限
妊娠期間、授乳期間中は何かと制限があります。
お腹が大きい時期は歩くのも大変。
かと言って生まれてからは生まれてからでベビーカーなど移動が大変になります。
カフェインや脂っこいもの、カロリーなどの食事制限も多いです。
風邪を引いてしまってもなかなか薬も飲めなかったり…。
授乳期間中で薬を飲むと、母乳を通して薬の成分が赤ちゃんに伝わってしまいます。
赤ちゃんが小さいときは、肝臓や腎臓の機能が未発達なため薬の影響を受けやすい時期です。
市販薬を飲むときは「妊娠期間、授乳期間の服用は避けること」と書いてある薬は服用しない方が安心です。
病院に行くときは、妊娠していること、授乳中であることを必ず伝えましょう。
やむを得ず薬を飲むときは、授乳の時間を空けると影響を最小限に抑えられます。
薬を服用してから2時間から3時間は特に薬の成分が母乳に移りやすいといわれているので、数時間空ければなんとかなります。
が、月齢が小さいと授乳間隔があかず、なかなか苦労します。
この薬制限がけっこう厄介で、頭痛薬や抗生物質が飲めず、風邪をひくとつらいです。
突然の親知らずの痛み
そんな授乳時期に、突然親知らずがはえてきました。
もう激痛。親知らずは3本目でしたが毎回激痛だったのでこれは抜くしかないと直感。
すぐ子連れで行ける歯医者を検索しました。
ベビーカーで処置室に入れる歯医者を見つけすぐ予約をしました。
子供はその時1歳前。4、5ヵ月。
完母でミルクを飲まない子でした。
薬飲めない時期ど真ん中。
が、予約をしたときは薬云々まで気が回らずとりあえず抜いてくれ!という気持ちでいっぱいでした。
抗生物質なしの治療法
歯医者で診察をしてもらって、初めて薬が使えないという事に気づきました。
親知らずはまだ完全に出てきておらず、圧迫され歯茎が腫れての痛み。
抜歯するには麻酔を使い、歯茎を切開する必要があります。
切開するという事は、抗生物質を飲まなきゃいけないという事。
顎の大きさに伴っていない親知らずなので、完全に出てきていない状態で過去3本中2本同じ切開パターンで抜歯してます。
過去3本の親知らずを経験して、即抜歯派だった私。
痛みの爆弾を抱えて生活をしていくのかと思うと辛い…。
ですが、歯医者さんが機転を利かせてくれました。
- 抜歯の麻酔は仕方ないので、授乳間隔を空けること。
- 抗生物質は出しません。痛み止めは出しますけど飲んだら授乳は避けて。頑張って耐えてね。
- そのかわり、消毒と経過観察に明日も来てください。
- 意外と傷は浅いから頑張れ。
という事で、抜歯をすることに。
ちょうど授乳直後だったので、授乳間隔を空けるのも問題なく、即抜歯!
ほんとに助かりました。
ママ対応してくれる歯医者を探そう
急いで探した歯医者でしたが、とっても子連れに優しい歯医者でした。
ベビーカーで楽々入れる広い診察室や待合室、授乳中であることを優先してくれた処置。
運が良かったと思います。
抜糸後は虫歯の治療にも通いました。
歯医者は定期健診もあるので、こんな緊急事態に陥る前にあらかじめ調べておくといいかもしれません。
ベビーカー時期と、歩けるようになってくる時期では行きやすい歯医者も変わります。
今は抜歯した歯医者ではなく、区の補助券の使える大きなキッズスペースのある歯医者に通っています。
信頼できる病院を見つけよう
歯医者だけではなく、信頼できる人に助けてもらうことってとても大切だなと思いました。
とくに病院は、子供の小児科探しはするけれど親の通院の事となると後回しになりがちな育児中。
親が体調を崩してしまうと子供のお世話もできなくなります。
ちょっとした風邪や、持病の対応をすぐにしてくれる通いやすい病院があるだけで、気持ちの支えにもなります。
実際通院しなくても、ママ友から評判を聞いてみたり、土日もやっている病院を探しておいたりすると後々本当に役に立ちます。
産後は気が張っていて元気に見えても、やっぱり体力は落ちています。
自分のケアも大切ですよ!
歯医者は数が多いので探しやすいです。
病院探しの手始めに歯科検診に行ってみるのもいいかもしれません。
意外と親の通院の機会って多いです。
共働きだとどちらかがダウンしてしまうと本当に家も仕事もまわらなくなります。
そうなる前に、あらかじめ病院探しをしておくのがおすすめです。
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