育児

お昼寝しない子供でお困りの方へ。保育士直伝のお昼寝対策

ある日の午後。

お昼寝中に洗い物と洗濯物畳まなきゃ…。

と思っていても…。

寝たくない!遊びたい!

お昼寝中の家事・自分の時間がなくなった!
そんな事はありませんか?

体力がついてくる3歳頃からお昼寝しなくなってきます。
昼寝中の静かな時間を目当てにしていたママには死活問題。

でも、家では昼寝しなくても、保育園では昼寝の時間があります。
家と保育園じゃ何が違うんでしょうか?

娘の通っている保育園の保育士さんに聞いたお昼寝対策をご紹介します。

お昼寝の時間

保育園でのお昼寝は昼食後、だいたい午後13時頃から15時頃です。
お昼寝は16時までには起こすと、夜の寝かしつけに影響しません。

この時間に寝てくれると昼食後の片づけや掃除、夕飯までに家事を済ませることができます。
何より静かに寝てくれる、それだけでママの心が落ち着きます。

寝顔は天使とはよく言うもので、寝てる時の顔を見ていると「産んでよかった」と思えます。

朝早く起きて生活リズムを整える

お昼寝するかしないかは、生活リズムが大きく関係してきます。
朝起きるのが遅いと、お昼寝の時間になってもまだ体力が有り余っている状態なので寝つきにくくなります。

朝は7時頃までに起こすのがおすすめです。
土日だとどうしても親は朝ゆっくり寝坊したいというのが本音ですが、眠い時は子供と一緒に昼寝をしましょう。

お昼寝の時はカーテンを閉める

明るい室内では、なかなか寝付けません。
夜のように真っ暗、とまではしなくても、カーテンを閉め、直射日光があたらない環境を作りましょう。

電気を消して、テレビも消して静かな環境でリラックスできるようにします。
寝付いた後も大きな音はあまり立てないほうがいいです。

保育園ではお昼寝中は先生の事務の時間だそうで、娘は先生の真似と言ってよく静かに連絡帳を描く真似をしています。

お昼寝前に絵本を読む

まだまだ遊びたい、寝るなんてつまらない、そんな子供に「早く寝なさい」と言っても効きません。

急がば回れ。
お昼寝前にまずは遊びたい欲求を満たしてあげて、満足させてから寝かしつけすると上手くお昼寝に誘導できます。

絵本を読むのは定番中の定番。
体を動かす遊びではなく、読み聞かせでまずじっとさせます。

普段バタバタして絵本なんて読んであげられていない、そんな時こそおすすめ。
ここぞとばかりゆったりと接してあげれば子供も満たされます。
ママの声でリラックス効果も。

絵本を読むのは気持ちの切り替えに役立つそうで、外遊び後、お昼ご飯の前にも絵本や紙芝居を全員そろって読んだりするのだそうです。

みんなでお昼寝の雰囲気

ぬいぐるみやおもちゃを片付けたりするのはもちろんですが、あえておもちゃも一緒に布団に入れて、一緒に寝るのもおすすめです。

ぬいぐるみさん起きちゃうから、静かにしようね。
みんなで寝る時間ですよ~。

と、保育園の先生風に言うのも効果があります。
保育園でも、みんなが寝ているから寝るという連帯感は効果的だそうです。

無理に寝かしつけない

どうしても寝ない。
そんな時もあります。

子供がどうしてもお昼寝しない時、無理に寝かしつけしようとしてもイライラしてしまいますよね。
寝かしつけ寝かしつけと躍起になりすぎてしまうとそれを察知して子供はより寝なくなります。

そんなとき。

寝なくていいから体を休めてね。

お布団で休憩しようね。

えっ、寝なくていいの?!
いいんです。
静かに横になってくれているだけでいいんです。

無理に眠らせようとせず、とりあえず横になってじっとさせることで眠気を誘う作戦です。
保育園でも寝ないときは布団でゴロゴロさせているそうです。

昼寝というとどうしても「寝かさなきゃ!」と思いがちですが、横になっているだけでも体を休めることができるので、体力を温存して寝グズ対策にもなります。

お昼寝しなかったときの対処法

どうにもこうにも全くお昼寝しなかったとき。
夕方、体力がなくなってきての寝グズやお風呂前の寝落ちに要注意です。

夕飯の片づけも終わってあとはお風呂に入るだけ…。
あれ?なんだか静か

スースー(眠)

外遊びで汗かいたからお風呂入りたかったのにー!

静かに寝るならまだマシです。
寝グズで夕飯もギャン泣き、お風呂もギャン泣き、寝付く直前までギャン泣きの寝グズ地獄になることも…。

そうなると、ママもイライラで子供はさらにグズり、悪循環に突入です。
結果寝る時間がどんどん遅くなり、洗い物や夜家事が山積みに…。

もう9時?!お風呂入れなきゃ!
洗い物もまだしてないし部屋もめちゃくちゃ、もう嫌ー!

そうならないように、お昼寝をしなかったときは夕飯やお風呂を早めに準備しておきましょう。
運が良ければお風呂でリラックスして寝かしつけせず勝手に寝てくれることもあります。

早く寝てくれればそれはそれでラッキーなので、お昼寝をしなかったとしてもイライラせず、夜に期待しましょう。

お昼寝は年齢と共にだんだん減ってきて、4、5になると寝なくて当たり前になってきます。
子供が4歳になった今では、ママのほうが昼寝してしまい、子供は隣で静かにおとなしく遊んでいた…なんてこともあります。

ですが午前中思い切り外遊びをした日なんかは、年長になってもお昼寝はします。
お昼寝をしたほうが期限もよく、午後も思い切り遊べたりとお昼寝をしたほうがいい性格の子もいます。

年齢が上がってきたら、お昼寝をするかしないか、時間を短くするかを子供の体力によって調節するのがおすすめです。

お昼寝は寝かしつけることではなく、体を休める時間と考え、あまり寝かしつけにイライラしないほうがママのストレスになりません。

無理に眠らせるのはなかなか難しいので、体を休める時間としてゴロゴロしたりゆったり静かに過ごすのがおすすめです。

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