保育園

「保育園縛り」3つの制限と引っ越し・転職対策

保育園に無事入れた!
と思っても、意外なところに落とし穴。

[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/image-6.jpeg" name="先輩ママ" type="l"]あと5年、保育園縛りから抜け出せない…。[/voice]
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/image-4.jpeg" name="新米ママ" type="r"]保育園縛りって何?![/voice]

保育園に入れたが故に発生する場所や時間の制限、それが保育園縛り
具体的にどんなものがあるのか、みてみましょう。

住まい、引っ越しの制限

保育園に入れたことにより、その保育園に通える圏内での生活に制限されます。
転園がすぐできる地域であればこの制限はありませんが、都内ではどこも保育園に空きはありません。

引っ越した先の近くの保育園に必ず入れるという保証はありません。

また、慣らし保育で手こずった子は、転園できたとしてもまた一から慣らし保育をはじめなければならず、子供の事を考えると転園はちょっと…と考える人も多いです。

引っ越ししたいけど転園はしたくない、どうにもならない状況に陥りやすいです。

仕事、転職の制限

保育園は、申し込みした時の勤務状況の点数によって入園が決まります。
なので、転職したり、仕事を辞めてしまった時は場合によって保育園を退園することになります。

このご時世、転職してすぐに時短勤務ができる仕事はほとんどありません。
転職するときは、フル勤務にならないと点数が下がってしまうことが多いです。
パートやアルバイトでも同じです。

仕事が辛いからと言って辞めてしまうと保育園もやめることになります。

一度退園してしまうと、次回の保育園申し込みの時にマイナス点数になることが多く、退園リスクは後々大きいものになってきます。

保育園に通わせるために仕事をしている、なんて本末転倒なことになってしまうかも…。

独立して個人事業主になる!という人も、自営業は点数が低くなるので要注意です。

生活リズムの制限

保育園ではお昼ごはんやお昼寝の時間が決まっています。
午前中は晴れていればお散歩や外遊びをします。

決まった時間に生活リズムが整えられ、とっても健康的な生活をしています。

それゆえに、生活リズムが乱れてしまうとぐずりがちになってしまったり、夜寝なくなってしまったり、影響が大きくなります。

休日も保育園で外遊びが始まる9時ごろには子供は遊びたくてウズウズ…。
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/image-8.jpeg" name="こども" type="l"]ママ!公園に行こう!お弁当持っていこう![/voice]
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/20160411103329.jpg" name="ママ" type="r"]えっ、もう?!休みの日なんだから、ちょっとくらい寝かせて…。[/voice]
我が家でも、ついつい朝ダラダラしてしまうとお昼寝で寝なくなり、夕飯時に眠くなってしまい寝グズでよく苦労しています。

ある程度親が子供の生活リズムに合わせる必要があります。
保育園の生活リズムは早寝早起きなので、親も健康的な生活ができるとポジティブに考えましょう。

保育園のあとも続く制限

[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/image-23.jpeg" name="わたし" type="l"]仕事復帰を目指して、何としても保育園に入れなきゃ![/voice]
そう思ってがむしゃらに入園目指してがんばって、ようやく入れた保育園。

保育園があるから、仕事ができる。
困ったときは子供の相談もできる。
ですが保育園に入れば全てがうまくいくわけではありません。

あらかじめ引っ越しや転職を考えている人は、保育園も計画的に選ぶ必要があります。

保育園縛りは5、6年ですが、卒園後も小学校、中学校と続きます。
小学校に入ると子供の転校はますます難しくなります。

それでも引っ越しや転職がしたい!

保育園縛りがあったとしても、引っ越しや転職という人生の大きい決断は待ってはくれません。
いざ引っ越し、転職になったときに、保育園をどうするか考えてみましょう。

ほとんどの保育園では、引っ越しや転職をしたとしてすぐに退園になるということはありません。

引っ越しをする場合の保育園

引っ越しの場合は、通える範囲であれば転園をせず通うのも一つの手です。
ですが区をまたいで、県をまたいでの引っ越しは転園をすすめられることも。

認可保育園に預けている場合は、引っ越し先の都道府県でも加点になる場合が多く、空きさえあれば保育園に入れる可能性は高いです。

引っ越しをするときは、引っ越し先の保育園事情をあらかじめリサーチし、引っ越すタイミングを申し込み時期に合わせるなどすると保育園に入りやすくなります。

だいたいの自治体では11月から2月ごろに新年度の入園申し込み締め切りがあります。
10月頃から年末にかけての引っ越しで住所を確定しておくのが入園しやすいポイントです。

引っ越し見積もりや荷造りを計画的にすすめれば、子供がいても大丈夫。
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とにかく引っ越しはタイミングが肝心。
タイミングを見極めて引っ越しをしましょう。

転職や仕事を辞めるとき

保育園によっては一ヶ月くらいは次の仕事が決まっていなくても預けられます。
ですがそれに甘えてズルズルと転職をしないのはNGです。

転職をするときは仕事を辞める前から転職活動をすることをおすすめします。

忙しいワーキングマザーは、転職エージェントを利用するのもおすすめです。
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企業とのマッチングから面接がお任せでき、育児と今の仕事を両立しつつ転職活動ができます。

保育園を転園するときは、念のため転園先が見つからなかったときの対策をしておくといいです。
保育園以外にも預け先が確保できていると、転職後とっても楽になります。
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仕事を辞めるときは、スムーズに退園できるように一ヶ月前には保育園に伝えましょう。
[voice icon="https://stepmine.com/wp-content/uploads/2016/04/image-13.jpeg" name="退職さん" type="l"]仕事を辞めても子供を預けたい![/voice]
そういう場合は、認可外保育園か、幼稚園を利用しましょう。
一時保育やベビーシッターなどもあるので、うまく利用すれば預け先がなくて困るということはないです。

引っ越しや転職は、子供が生まれるとなかなか決断しにくいものになります。
ですが全くできないわけではありません。

うまく対策をしていけば、保育園縛りも怖くありません。
タイミングや準備をしていれば、以前より通いやすい保育園に入れたり、条件のいい転職ができます。

それには家族の協力も不可欠。
子供の入園や進学のタイミングの前に、家族のライフプランを見直してみてもいいかもしれません。

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